「ベトサダ」は、新約聖書・ヨハネ5章2-9節に
  次のようなことばから意味をもってつけました。

  「水が動く時に、誰も自分を池の中に入れてくれる人が
  いないのです。/ 私が行くうちに、ほかの人が先に降り
  ていくのです。」この水というのは、エルサレムにある
  泉の事です。泉から湧く泉を浴びると心と身体を癒やさ
  れるという伝説に、多くの人が集まってくるのですが、
  「ベトサダ」は、この泉の名です。

一人のひとが、ホームレスに陥る背景には、複雑な要因が絡み合っております。
孤独・派遣切り・失業そして、住まいを失う・自殺・・・この社会からこぼれおちた貧困者のつぶやきの一人ひとりに耳を傾けるパーソナルなサポートを行います。

「騙されてひどい目にばかりあって来た」
「死ぬつもりでやっとの思いで札幌に戻ってきた」
「苦しくて弁当に手が出そうだった…、死んだ方がいいのかなと考えた」

活動をしていると、孤立しつつある人のつぶやきはとても悲惨です。

「大切ないのち」に尽くすベトサダは、NPOホームレス自立支援事業所です。
ひとりも路上死を出さない、ひとりでも多く一日でも早く、路上からの脱出を、 ホームレスを生まない社会を創るために、活動をしています。
札幌市内の路上生活での規制は目立ちます。
生きやすく心地よい社会を目指して、地道に行動を継続し、活動を進めていこうと考えています。
ベトサダ荘は一時しのぎのシェルターではなく、自立した生活をするための最初の一歩を 踏み出す場所です。脱・路上をおすすめしています。

特定非営利活動法人 自立支援事業所 ベトサダ  代表理事 中塚 忠康

1997年、札幌駅にうずくまる野宿の姿をしたおじさんにわたしは出会いました。綺麗な駅舎・地下街の人通りの場所でその人は孤独にみえました。靴は裂け破れた靴下から汚れた指がみえました。

わたしはこんなに困窮した人の姿に触れて魂がゆさぶられました。ホームレスと呼ばれるオジサンとの最初の出会いです。 彼らに声をかけ話しを聞き彼らの必要にこたえながら、たった一人の関わりから活動が始まりました。

活動の中で気づいたことは、食べ物、物を与えるだけで彼らのために解決にならないとい うことです。 人が壊されていくような社会です。今日の社会の中で落ちこぼされてきた最も貧しい人達、ホームレスのおじさんが本音で話しているかどうか、ホントウは何をしてもらいたいのか。 そういう部分で通じ合わないとオジサン達の抱えている一人ひとりの問題は解決しないということがわかりました。

今、ベトサダに辿り着くホームレスになった人の吐き出すことばは悲惨さそのものです。 わたくしは、貧困と格差の現実を問題にしつつ、さらなる困窮、最貧困状態にある野宿者を支援することにこだわっています。

創設者 眞鍋 千賀子

  ホームレスの自立支援活動 -脱・路上生活-

   特定非営利活動法人 自立支援事業所 ベトサダ

   ■第1事務所 〒001-0021 札幌市北区北21条西2丁目1-3
    TEL:011-716-5130 FAX:011-708-7117

   ■第2事務所 〒001-0022 札幌市北区北22条西5丁目2-32 第11松井ビル 2-C



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